理念・設立経緯

理念

耐寒性植物の開発で、人類の発展に貢献する

設立経緯

□ある記事との出会い

 

弊社研究所は、植物の極低温下冬眠による植物生理の変化に着目して実証実験を行って参りました。研究に入りました動機は、過去にある雑誌に掲載された記事に出会った事でした。

 

現在の赤道直下の熱帯地域は、氷河期には南極や北極並みに凍結して零下90℃の極寒地域で在った事。更に地球全体が氷に覆われて、学術的にはスノーボールアースと呼ばれる時代が過去何度も在った事。約8億年前から約7億年前迄の大氷河期では、1億年間もこの全球凍結状態が続いていたという事実を知りました。なかでも驚愕したのは、光合成微生物が誕生して既に30億年、何度もこの様な極寒環境で生存進化して来た事実です。また1億年間も凍結した光合成生物の生命が維持されている事には更なる衝撃と感動を受けました。過去日本でも5千年前の蓮の種子を発芽させ繁殖させた大賀蓮などはありましたが、この1億年間の凍結冬眠から繁殖した植物群には、植物生命力の偉大さを痛感いたしました。

そこで単純な疑問を感じました。

 

・過去氷河期には南極並みの気温環境の下で冬眠生存して居た、現在の熱帯植物は何故日本では生存不可能なのか?

・僅か数ヶ月間の日本の冬も生き延びる事が出来無いのか?

・なぜ氷河期前の気候と氷河期後では大きく異なる気候条件で繁殖可能なのか?

・あの美味しく栄養価満点のバナナやパパイア等熱帯果樹が日本では栽培不可能なのか?

・国内の気候条件では繁殖可能では無いのか?

 

現に何回も氷河期を生き延び、その度に気候条件が変化しても熱帯果樹は現存している。ならば自ら試してみようと思い立ったのが研究の始まりでした。

 

□研究開始と気づき

 

まずはバナナを沖縄県から岡山県に持ち帰り栽培を始めましたが、何度挑戦しても11月に入れば直ぐに枯れて越冬は失敗の連続でした。次にパパイアを実証実験しましたが、バナナよりも更に低温環境に弱いものでした。試行錯誤するなかで、単純なある発想が閃きました。

 

・熱帯植物を1度氷河期冬眠にさせた場合、この気候順応性が覚醒出来るのでは?

 

氷河期冬眠後には気候条件変化に対応する植物の生理を根拠に、極寒冬眠を人工的に行なった熱帯植物を栽培してその変化を追求して参りました。その成果として、極めて耐寒性と成長速度が速い耐寒性パパイアや耐寒性バナナの作出に成功いたしました。

 

□耐寒性植物の可能性

 

一方で、日本の農業が抱える課題や国内で流通している輸入青果物の問題も知り、何とか解決できないものかと考えておりました。耐寒性パパイヤや耐寒性バナナがそれらの解決策になる可能性があると思い、研究所の組織を法人化。耐寒性パパイヤや耐寒性バナナの育苗から営農までに必要なノウハウの蓄積と普及に努めて参りました。また、耐寒性植物の多品種化にも取り組み、現在ではライチや黒胡椒等熱帯作物の国内無加温栽培に成功するに至りました。耐寒性植物の無限の可能性を世の役に立てるという思いのもと、今後さらに多様な熱帯性植物への展開を進めて参ります。

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